2012年6月25日月曜日

定期報告006


 今週は新作が完成したのでデジタルコンテンツ売り場と

 チャリティーオークションへアップロードしました。

 


 次回作もはりきって製作します。







 6月19日(火)に動物愛護法改正前夜勉強会、

 6月21日(木)は紀伊國屋新宿南店 で

 藤村晃子さんの「震災ペットを救う 3・11から学ぶペット防災学」

 を聞いてきました。スペシャルゲストとして

 杉本彩さんもいらっしゃいました。


 紀伊国屋書店新宿本店の方でも

 同じものを開いたらしいですが、

 そのときは滝川クリステルさんが来たようです。



 滝川クリステルさんはニュースキャスターなので

 少し知っていたのですが、芸能人やタレントには昔から

 全く興味がなく、杉本彩さんの事は

 今回初めて知ったのですが、とても情熱を持って

 動物愛護に強い関心をもっている方でした。

 特別ゲストとしての参加でしたが、とても熱いトークを聞くことが出来、

 こういった著名人にも熱心に活動している人が居るのは心強いな~!と

 うれしく思いました。


 その時、会場に来ていた人たちは

 動物愛護法改正前夜の勉強会のスタッフとして

 参加していた人が多くて(自分もお手伝いのスタッフとして

 参加させていただきました。)、何人かの人と

 「ああ、どうも~!」なんていうあいさつを交わして

 少し顔見知りになれました。

 
 特に瓜生氏とは少し話し込んだのですが、

 彼は動物の毛皮を作る際の

 あまりにむごい実態を映像で見て以来、

 心に深く焼きつき、夜も眠れなくなった事もあるそうで

「自分に何かできる事はないか?」という事で

 ポスターを製作し、なんとたった一人でそれを

 動物病院や行政機関などを回って無料で配布し、

 動物虐待大国日本の現状を

 啓発していらっしゃるそうです。

 消さないで命を


 またこちらのポスターを

 私のホームページのデジタルコンテンツ売り場へ

 掲載いただく事も承諾してくれました、

 ありがとうございます。


 しかもポスターの方も無料でよいとのことです。






 話が戻って19日の動物愛護法改正前夜勉強会の事になりますが、

 会場はほぼ満員で大勢の方が来ていました、

 おそらく定員300名、めいっぱいだったのではないでしょうか。


 主に取り上げられた事は動物実験のことがメインでしたが、

 こちらの問題は殺処分よりさらにハードで規模も凄まじかったです。

 なんとペットの引取りなどで保健所で殺処分される犬やネコは

 年間20万頭といったところですが、

 動物実験では推定、約1000万頭という

 50倍近い恐ろしい数字です。


 それもこの国では実験施設の登録や

 具体的な数字など報告は義務ではないらしいので、

 "動物実験"という名目にしてしまえば

 どんなことをしても許されると言う状況、

 EU全体をひっくるめた全ての数でも

 実験に使われる動物の数は1200万頭ぐらいだというのに、

 日本は1国で1000万頭ということらしいので、

 私はこの時、確信してしまいました。

 この国はまちがいなく動物虐待大国だと。。。



 外国では動物実験をしていない商品には

 ロゴ(ウサギのマークとか)みたいな物をつけていたり、

 実験施設は届出や登録も必要だったと思いますが、

 日本ではいずれも全く必要ないとのこと。
 
 この表を見ていただけると

 いかに日本が何の規制もなく

 やりたい放題やってるかが一目瞭然です

 
 ※画質悪くてすいません


 動物実験の問題はそこまで詳しく調べた事がないので

 現状がどのような状態なのか知らない事も多いですが、

 ちょっと検索すれば相当ひどい実験や

 拷問のようなテストもたくさんあるみたいです、

 動物実験に使われる動物は殺処分や保健所の犬猫と違い、

 確実に処分、つまり引き取ったり譲渡といった事はなく

 問答無用で殺される運命がすでに決まっている動物らしく、

 それが年間で1000万頭もいるとしたら・・・、

 ほんと、信じられない現実ですね。


 医薬品ならまだしも、化粧品やシャンプーや

 石鹸の為にこういった実験がされているとしたら

 たまったもんじゃないです、

 ここまで科学が発展して

 あらゆる便利な物で溢れかえっているこの時代で、

 これ以上良いシャンプーや化粧品が本当に必要でしょうか?

 そのために膨大な数の動物を

 実験して殺しているとしたら

 馬鹿げているとしか言いようがありません。


 "動物実験をしていません"っていうロゴマークとか

 早く普及してもらいたいです。


 あと動物と人間って結局違う生き物だから、

 ぶっちゃけいくら動物でテストしても、

 せいぜい気休めと言うか、実際あんま意味ないらしいよ?


 この集会は結構難しい話がいっぱいで

 私にはざっくりした内容しかわかりませんでしたが、

 実験動物の届出制や施設の登録制みたいなものが

 改正案に盛り込まれていたっぽいのですが、

 なにやらどっかから強い反対があったらしく

 自民党だか民主党だかの骨子案から

 削除されてしまったらしいです、

 こしあんだか粒あんだか知らないけど、

 どこので何の実験をどのくらいしてるとか

 どういった動物が何匹犠牲になってるかを

 国が数字さえ把握してないってのはいかがなものでしょうか?

 
 "実験"っていう名目にしてしまえば

 どこで何をしてもやりたい放題って言うのが

 残酷ですが自称法治国家のこの国で

 法律上、許されているといったありさまのようです。


 そういえばこげんた事件と言って

 猫の足やしっぽをペンチで切って虐待し、

 2chで実況して掲示板へ書き込んでいた人が

 逮捕されたニュースで話題になったときがありましたけど、

 極論すればあれだって

 実験っていう名目なら全然OKっていう事?


 たんに彼は大勢からひんしゅくを買って

 その流れと成り行きから逮捕されただけで、

 水面下では可愛そうなこげんたちゃんは

 たんに誰も見てないだけで

 地平線を埋め尽くすほど溢れかえっている

 というわけです。


 動物実験の問題は医学の発展の為にどうのこうのとか、

 倫理的な問題も山ほどあり、ペット業界よりさらに巨大な

 製薬会社や企業のしがらみなど、問題が膨大すぎて

 私にはとても手が付けられず調べる気にすらなれませんが、

 今回の勉強会の参加で

 日本の動物事情って相当イカれているっていう事だけは

 痛いほどわかりました。


 自分は保健所や動物愛護センターの殺処分は

 生涯をかけてでも必ず廃止、もしくは実質的な処分数0を

 必ず実現してみせると言う信念があるので

 取り組む事は"殺処分の廃止"というテーマに限定されますが、

 どちらの問題にしてももっと多くの人へ

 「日本の動物福祉がどれだけイカれているか。」という事へ、

 一刻も早く、より多くの関心を持ってもらいたいと切に願います。

 

 ああ・・・日本人って勤勉で誠実で

 美しい心を持っているっていうイメージが結構あったし、

 日本に生まれてよかったなーとよく思うけど。

 最近段々と「日本人って実は相当バカなんじゃね?!」

 って思うようになってきました、、

 ここまで裏でひどい事やってる国だと、

 なんていうか"景気よくしよう!"だとか

 "世界に誇る日本の技術をもっとよくしましょう"なんていう

 活動や運動へ参加する気も失せてしまいますね、、

 だって経済がさらに成長して暮らしがもっと良くなって

 所得が増えたり企業が成長し、

 いくら日経平均が上がったところで

 その儲けた金で結局はペットとか猫を買う人も

 やっぱり増えるわけでしょ?


 んでまたバブルがはじけたり

 経済が低迷して貧乏人に戻ったら

 「経済的な事情」っていう超かっこいい言い訳で

 保健所や動物愛護センター(笑)へ

 ペットを捨てに来る人だって必ずいるでしょ?!

 こんな悪循環になったら最悪じゃないか。。



 欧米ってペットや動物に対しての

 博愛精神旺盛なところがあると思うし、

 「あの国の製品は動物虐待で作ったものだから買うのはやめよう」

 とか

 「ジャパニーズは犬を食ってるコリアやチャイニーズを

  野蛮人とバカにしマスが、目くそハナクソとはこのことデース」

 ってそのうち言われるようになってくる日も

 そう遠くないかもしれません。 




 ま、そんな事を嘆いていても仕方ありませんね、

 いま目の前にある事へ一生懸命に取り組み、

 自分のできる範囲の事をせいっぱい続けたいと思います。




 定期報告は日曜日と決めているのに

 もう月曜日になってしまった。。


 文字を書くのって結構時間がかかりますね、

 そろそろ音声などに切り替えるなど

 工夫をこらしてみようかなと思います。




2012年6月18日月曜日

定期報告005 ペットを飼うのは大変だと思う



 今週もいつもどおりです、

 



 知人から猫のマリアのエサやりを頼まれました、

 家が近所で僕ぐらいしか頼める人がいないらしく、

 自分が行くスーパーの真上に住んでいるので

 エサをやるぐらいだったら・・。

 という事で引き受けたのですが、

 ペットを飼うのは大変だな~とつくづく感じます、

 めったな事で動物なんて

 飼うものじゃないなと思いました。

 

 よく動画やブログ等で自分のかわいい猫を

 競うようにアップロードし、インターネットには

 面白動画を含め、猫のかわいい一面のが見られるサイトが

 溢れかえっていますが・・・


 実際に世話をしてみると

「こいつら悪魔か?」と思う事がたくさんあります、

 なんかい叱ってもテーブルの上に乗ってきやがりますし

 カーペットにコロコロをかけても

 またすぐにヤツらの毛で埋め尽くされるし、

 せっかく片付けた部屋もいざ帰ってみたら

 ゴミ箱をひっちゃめっちゃか散らかしていて

 あげくにはフランフランのカーペットの上に

 ゲロまで吐いていやがりました。

 あとウンコしたあとはもれなく

 香ばしい香りがツーンと漂ってききます。






 私は猫を見かけると

 よく触りにいきます、かわいいから。


 そんな猫に毎日触れるなんてとても幸せじゃないかと

 思いそうにもなりますが、

 やはり現実はそうでもないですね、

 今回改めて実感しました。
 



 僕の部屋じゃないからまだいいものの、

 たまに蹴飛ばしたくなるぐらいです。







 ペットショップはお金さえ払えば

 誰にでもペットを売ります、当たり前ですけど。。




 しかし本当にペットを飼うのは

 手間がかかるしお金もかかるし

 多くの時間が割かれ、自由も拘束されます。

 マリアちゃんはトイレは必ず砂の上でしますし

 壁で爪とぎをする事もないですけど、

 こんな動物とよく一緒に暮らせる気になるなーと、

 猫を飼ってる人には感心させられます。

 と言いたいところですが、飼う人が必ずしも

 正しい世話や猫の幸せを考えてくれるとも限りません。



 「マリアってよく足にまとわり付いてくるよね」

 「わたしは蹴飛ばすけど」


 なんて会話をふつーにします。



 この依頼を他の人は出来ないのか聞いてみたら

 「なんなら2日にいっぺんでもいいから」です。



 ほんと食い意地の張った猫で

 ドライのキャットフードもかまずに飲み込み、

 たくさんあげすぎると後でゲロします。

 ゴミ箱に袋状の物やチューブ状の物を捨てると

 必ずあさってきますし、、

 なんというか、必死なんだなぁと思わされます。


 猫の生態は良く知りませんけど、

 普段エサをちゃんとやってるのかどうか心配です、

 取り替えてあげましたが

 トイレはクソだらけ、ハエはブンブン。





 「ペットショップも飼い主も免許制にすべきだ!」

 なんていう主張をどこかで見て、

 「ペットショップはまだしも
  飼う側にまでそれはいくらなんでも。。」

 なんて思いましたが、

 あんがい正論かもしれません。






 ペットショップのかわいい子猫や子犬を見て

 胸がキュンとしたり、どうしても飼いたい!!

 と思っても、ずーっとその動物と一緒に暮らし、

 あらゆる面倒を全て見きれるか?という事を

 いま一度よく想像して欲しいものです。



 

 またそういう衝動を狙って

 あんな狭いケースの中へ所せましと動物を閉じ込めて

 ショーウインドウのように販売してほしくありません、


 生態展示販売


 それ、バックや靴じゃないっすよ。

 


 




 





 


 




2012年6月15日金曜日

お知らせ!ぜひご参加ください。



 これは殺処分の話題とは少し離れますが、

 動物愛護法とあわせ、殺処分の問題とも

 とても関連が高い動物実験の事です。








 動物実験の様子
 写真は動物実験に反対しているブログより

 







 あくまで私の活動は殺処分の廃止が

 目標でありますが、このたびの勉強会には

 動物愛護家、また殺処分の問題へも

 真剣に取り組んでいる人が多く参加すると思われるので

 自分も参加して来たいと思います。




 簡単に言うと動物愛護法などがいろいろ

 改正されると言うか、どうなるかはよくわからないのですが、

 「動物愛護法改正前夜 6/19 意見交流会」

 との事ですので、国会議員へのアピールも兼ねて

 勉強会を開くようです。




 日時は

 平成24年6月19日 午後5時から7時(開場5時) 



 場所は

 衆議院第一議員会館大会議室(地下1階) 


 資料代

 500円(おそらくそれ以外はかからないと思います)





 また同日、15時より国会議員会館前にて

 決起集会(雨天決行)も行うようです!



 私はこちらにも参加したいと思います。










 
 これらの記事は全て転載・転送・リンク大歓迎です、

 もしよければあなたのブログやホームページでも

 広くお知らせをよろしくお願いします。





 以下、akiさんのブログより詳細を転載します↓
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 動物愛護法改正前夜 6/19 意見交流会・勉強会
「動物の命」と「人と動物の共生」 
~動物の命と福祉を求めて・実験動物~

開催趣旨 
「動物の命」と「人と動物の共生」
~動物の命と福祉を求めて・実験動物~ 

弁護士 植田 勝博 (THE ペット法塾代表) 

動物愛護法は「動物の命」を核とし、「人と動物の共生」を
基本原則として、何人もみだりに動物を傷つけたり、
殺したりすることを犯罪として禁じています。 

現在の日本の動物をめぐる状況は、
動物を物や商品として生産、販売をし、
利用し、要らなくなればゴミとして行政が引き取るなどして、
殺処分、焼却をしています。 

私達は、多くの国民の意見を背景として
次の法律改正が必要であると訴えて来ました。 

動物愛護法35条の行政の引取義務、及び、
それに続く殺処分が、犬ねこだけでも、
現在もなお20万匹というおびただしい数が殺処分されており、
このような、動物をゴミ扱いで殺す行政は、
動物愛護法の基本に反するものであり、
同法35条の行政の引取義務の原則撤廃(制限)を求めてきました。 

また、実験動物、産業動物などは、
行政の殺処分以上ともいうおびただしい数とされながら、
その実態さえ闇の中にあって、
苦痛の中で生かされて殺されている状況にあり、
これは動物愛護法の基本原則に反するものであり、
動物の保護・福祉を基本として、
実験動物の動物取扱業の規制を求めてきました。 

この度、平成24年5月31日の
民主党動物愛対策ワーキングチームで、
予定されていた実験動物の改正は、
動物愛護法の改正項目から一切除かれ、
実験動物は、動物愛護法とは別の法律で規定することも
含めて今後の問題とされました。
しかし、これは、動物愛護法の基本原則に
踏みにじるものといわざるを得ません。 

動物愛護法は、実験動物などの区分けの
規定はなく、区分けするべき合理的根拠もなく、
痛みと感情を有する動物の命において差異はなく、
実験動物も命ある動物として動物愛護法の適用と
保護がなされると解されてきました。

動物愛護法の「動物の命」と「人と動物の共生」の
基本理念は、人類の普遍的原理であり、
同規定を置く動物愛護法は、
動物法の基本法と理解をされてきました。 

しかるに、実験動物を、
動物愛護法から除き別の法律で規定をすること
を含めて今後の方針とされたことは、実験動物を、

「動物の命」と「人と動物の共生」の普遍的な
基本原則の外に置くことに他ならず、実験動物が、
「動物の命」において差異はなく、

およそ動物の命への尊厳、畏敬、いたわりが必要なことは、
人倫であり、動物愛護法の基本理念であるところ、
そのような動物基本法に明らかに反するものと言うべきです。 

私達は、今回の動物愛護法の改正において、
「動物の命」と「人と動物の共生」を基本原則として、
行政に対して「殺す行政」から「生かす行政」へ、
業者に対して「物・商品」から「命ある動物」として
扱うべきことを、行政、社会、国民については
「迷惑や被害を受ける動物の排除」から
「動物の命と人と動物の共生」をすべき義務、
責任を負うものとすべき、大きな法律改正を求めてきました。

それは、動物との共生なくして、
私達、人間が生存し、豊かに生活が送れるとは考えられないからです。 

上記の動物愛護法改正のために、
実験動物を含めて、「動物の命」と
「人と動物の共生」を目的とする、
約30万人近くの署名や、数万件に及ぶパブコメにおいて、
迷惑な動物を殺すことによって問題を解決し、
人が利用する動物を、あたかも物として利用して
痛みを与え続けて、利用が終われば殺して廃棄するという、
行政、業者、社会の状況は、動物愛護法の普遍的な基本原則や
人倫からも許されないとの、国民の多くの人達の意見をふまえて、
その改正を求めてきたものです。 

 私達は、この大詰めの状況において、
上記の国民の声を踏まえた、
動物愛護法の基本原則に基づいた
動物愛護法の改正を実現するために、本交流会を開催するものです。 

1 開催日:平成24年6月19日 午後5時から7時(開場5時) 

2 場所:衆議院第一議員会館大会議室(地下1階) 

国会議事堂前駅(地下鉄千代田線・丸ノ内線) 徒歩1分  

3 主催:THEペット法塾、 

共催:全国動物ネットワーク、
日本動物虐待防止協会、栄町猫対策委員会、動物実験の法制度改善を求めるネットワーク 

4 定員:300名 (事前受付、ただし当日参加も可)

5 次第、資料配布 

  挨拶 主宰者、出席議員 

司会進行:藤村晃子氏(社団法人日本動物虐待防止協会) 

司会補佐:坂本博之(弁護士・NPO法人動物愛護を考える茨城県民ネットワーク) 

6 資料代:500円

集会のチラシ(PDF:2MB)

・・・・・・・・・・・・・・・・ 

開会宣言 司会 日本動物虐待防止協会 藤村晃子氏  

開催趣旨説明 植田勝博弁護士(THEペット法塾)  

議員挨拶 

■第一部 

■基調報告1 

「骨子案まとめまでの経緯を振り返って」 
   松野頼久氏(衆議院議員、民主)   

■基調報告2  

「動物愛護法を巡る動きを取材して」 
   太田匡彦氏(AERA記者)

■第二部  再度、私たちは国会議員に訴えます。 

テーマ①動物実験と実験動物の福祉についての意見
藤沢顕卯氏(動物実験の法制度改善を求めるネットワーク)
ゲスト:「某化学企業社員の証言」~動物実験の現場からの体験談を聞く~

テーマ② 動物愛護法35条、引取制限(撤廃)を原則とすることの意見
植田勝博弁護士(THEペット法塾代表) 

テーマ③ 野良ねこ等所有者のいない
     動物についての繁殖抑止及び行政、社会、国民の保護義務についての意見    
宮本充氏(立川市栄町猫対策委員会 代表) 

■第三部

意見交流会(パネリスト・議員と会場との意見交換)

・コーディネーター 植田勝博弁護士(THE ペット法塾代表)
・パネリスト:
出席議員
和崎聖子氏(NPO法人 動物実験の廃止を求める会(JAVA))
山田佐代子氏(神奈川県動物愛護協会)
藤沢顕卯氏 (動物実験の法制度改善を求めるネットワーク)
成田司氏(Giraf Project)
マルコ・ブルーノ氏(動物愛護支援の会)ほか
会場の参加者を交えて

閉会宣言 決議文 植田勝博弁護士(THEペット法塾代表) 

閉会の辞 司会 藤村晃子氏 

申込方法:事務局(全国動物ネットワーク事務局(坂本博之法律事務所))  

※①ご氏名、②ご住所、③(あれば)所属団体、
④連絡のつくお電話番号をご明記の上、「6.11緊急院内集会参加申込」として、
下記のメールアドレス又はfaxにてお申し込み下さい。(ただし当日参加も可)

お問い合わせ: 

   *メール:fwin5675@nifty.com 

   *ファックス:029-851-5586 

(出席者等、変更になる可能性があります。ご了承ください。) 

※同日、15時より国会議員会館前にて決起集会(雨天決行)も行います!
動物との同伴参加はご遠慮くださいますようお願い致します。 



 



 


2012年6月10日日曜日

定期報告004 動物愛護団体の問題



 今週もチャリティーオークションの出品と作品制作でした。

 殺処分の事を調べているうちに

 いくつか出てみたい勉強会や参加したいイベントがみつかったので

 今月はそこに出かけモニター越しではなく現場の空気というか

 実際に活動している人たちの輪に行ってみたり

 交流して行く事にも取り組んで行こうと思います。










 ペット残酷列島というサイトを運営し、

 ジャーナリストとして活動してきた山下浩さん。

 動物愛護活動家と言うわけではなく、業界側でもなく、

 中立的な立場からこの問題に向かっていった彼ですが

 公式ブログの方で引退宣言をし、今後は起業して商売の方に専念する。

 とのことでしたが、このまえチェックしてみたら

 新しいブログ記事が出されていました。


 彼の引退の動機のひとつとして"心が折れた"とのことですが、

 その理由の一つに動物愛護団体の事が触れられていました、






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 引退後の大きな心残りは、ペット業界以上に悪質なケースが多い「動物愛護団体」の在り方である。
 有名無名や規模の大小を問わず、内部告発や情報提供が驚くほど寄せられ、また、
 自身の取材活動と併せて辿り着いた結論は「愛護団体が変わらない限り、ペット問題の改善はあり得ない」である。 
 -------------------------------------------------------------------------------
 引用:「人間万事塞翁が馬 / 山下 浩」より



 とも言っています。




 確かに動物愛護団体はあちこちにたくさんあって、

 自分もどこから情報を仕入れ、どういった活動をすることが

 もっとも殺処分廃止に近づくことなのか?と

 いつも頭をかかげています。

 悪質なところだったどうしよう。という疑念があるからです。

 更新が止まって10年は立つサイトですが

 「動物愛護団体」を考えるページというのもあります。

 直接見たことはまだないですが

 日本にはそういう団体もどうやら存在するらしいという事は

 頭に入れておこうと思います。



 同じくペットのレスキューや愛護活動をしている者同士であるにもかかわらず

 言い合いやケンカみたいなことをしてるところもあり、

 訴訟しているところやされているところもありました。


 私はよく藤村晃子さんのブログを見ますが、

 彼女の事を名指しで批判や攻撃をしているページだってあります、

 またTHEペット法塾という所は弁護士さんがやっているところなのですが、

 多くの著名を集めたり動物愛護法改正に向けて積極的な活動を見せていて

 かなりまともな人たちじゃないかと今のところは思っていますが、

 なかには「ど素人(しろうと)だ」と言っているところもあります。


 実際に私はその人たちを見たことはないのでなんともいえませんし

 山下さんの言うように、日本の動物愛護団体に相当な問題があるのだとしたら

 それを見極める目をこれから身につけていかなければならないでしょう。



 とは言え、批判をしているサイトの方が変な所っぽいです、

 特にペット法塾に対して「ど素人だ」と言い、

 藤村晃子さんに対して「普通の人じゃない」と主張し、

 よく検索にひっかかる「鳥の広場」というサイトがあるのですが、

 ちょっと調べてみたら訴えられてまでいるらしいです↓

 「鳥の広場」に対する名誉棄損著作権侵害の訴訟が始まります。
 

 過去に何があったのかとか、どういう経緯で何が起こったのかは

 私は良く知りませんし知ったところで真実かどうか調べる時間も術もありませんが、
 
 同じく動物愛護活動をしている人でも

 他の活動家を批判してる人や延々と議論ばかりしているような人は

 たまに見かけます。


 何せ言葉を持たない動物の事に関して取り組むのですから、

 この問題には個人の主観や感情が大きく現れ、

 活動していくとなるとイヤでもそれを直視しなければならないときが多くあります、

 それが自分の主義や主張、やり方と異なっていたり

 理解できないものであったりすると、

 怒り始める人や攻撃し始める人も中に入るようです。


 また無償で動物の為に活動している人、

 何の利益にもならない事に一生懸命打ち込む人たちや

 博愛の精神を理解できない方々もいます。

 (下手したらそっちの方が多い?)

 人は結構、「私の考えてる事は皆と同じはずだ」とか

 自分の感性や価値観が大勢の総意だと思い込でいる場合もあるので、

 何かたくらんでいるの違いない。という疑念から

 動物愛護活動に熱心な人たちを信じられず、

 感情だけで「どうせ偽善だ」とか

 「何か利益が絡んでるに違いない」という憶測に走り、

 ましてそういう人へ賞賛やエールが送られていると

 とたんに我慢のならない不快と嫌悪が体中を駆け巡るものです。

 コメント欄に脊髄反射で

 罵声を書き込むこともあるかもしれません。



 もしかしたらそういったストレスにさらされ続け、

 まともな人も次第におかしくなったりするのかもしれません。

 
 

 



 しかしゴチャゴチャと口ばかりではなく

 しっかり目標を見据え行動や活動する人や

 下らない批判や誹謗中傷に腐らず

 根気よく普及や啓発を続ける人々もちゃんといます。



 目立たないだけでこの問題には多くの人が

 関心を寄せていたり"なんとかしたい!"という思いを持っている人も

 ちゃんといるところにはいるものです。


 現在私の知る範囲では

 ブログ「ジュルのしっぽ」のhanaさんや

 「THEペット法塾」さん。放送作家の藤村晃子さん。

 マルコ・ブルーノさんやエリザベス・オリバーさん。


 引退してしまいましたが山下浩さんも

 心が折れるぐらいなので、きっと大変な活動を

 続けて来たのではないかと思います、

 関心も少なく、利益もでないのに取材とか続け、

 あちこちから具体的な数字やデータをあつめたのです、

 まして報道という立場なのでどちらの意見にも加担できません。

 引退するのはとても惜しまれる方ですが

 むしろ心が折れて引退するからこそ"まともな人"という

 見方も出来ます。


 またジョーカーというか、ちょっと変わってて過激そうな人ですが

 一貫して不妊手術の徹底啓発や無責任な繁殖を許さないという姿勢は

 よくよく記事を読むとたしかに一理ある

 「二本松アニマルポリス」の星野節子さんなど。



 その他、殺処分問題に関して映像や作品を制作したり

 歌を作ったりする人もけっこういらっしゃいました。




 しかしこれらは結局ネット上で見て

 たんにそういう印象を受けただけなので

 実際はどういう人なのかはよく知りませんし、

 殺処分だって自宅やネット上で起きているものでは決してなく、

 保健所やペットショップや悪徳ブリーダーの繁殖場など、

 "現場"で起きている問題です。


 
 これからはできる限り生の現場、

 そしてその現場に携わる人たちに触れ、

 より殺処分の現実、そしてその具体的な解決策を

 模索していきたいです。


 
 というわけで「THEペット法塾」さんが

 6月19日(火)17:00~19:00に

 動物愛護法改正前夜 勉強会

 というものを 衆議院第一議員会館 会議室(地下1階)でやるらしいので、

 ぜひこれに参加してきたいと思います。

 
 司会は藤村晃子さんで

 意見交流会にはマルコ・ブルーノ氏もいらっしゃるようです。


 藤村晃子さんのブログで

 緊急提言として記事が出ていました↓

 http://ameblo.jp/73akiko/entry-11272807458.html



 また「THEペット法塾」は

 ホームページのリニューアルをしていたのですが

 どうやら終わって新しく公式サイトが出来たようです↓

 「THEペット法塾」

 なのでまだGoogleとかYahoo!で"ペット法塾"と検索しても

 検索エンジンの一番上に表示されません。(2012.06.10現在)



 最近知ったのですが、このごろ5年ぶりに動物愛護法が改正されるらしく

 あちこちでこれに向けた運動や呼びかけが行なわれていました、

 8週間規制の事は今現在どうなっているかもっとよく知りたいですし、

 見たところ、かなり効果の期待できる法律のようなので

 少しでも実現の力になりたい!



 今週の報告、以上。





 PS:しばらくは文字や画像による記事を書き続けると思うのですが
   
   時間がかかるので音声や映像の収録も検討しています。


 


 


 

 



 


 








2012年6月5日火曜日

生体展示販売をするペットショップのコジマ



 街を自転車で走っていたら

 たまたまペットショップがあったので

 ふらっと撮影しました。

 


 あらためて思うんですけど、

 日本っていまだ、ふつ~にあの狭いケースに動物入れて

 ショーウインドウよろしく販売してるんですね。



 


 




2012年6月3日日曜日

定期報告003


 今週はチャリティーオークションの

 集計を行ないました、作品の執筆もまあまあ順調です。




 先月5月のチャリティーオークションの

 合計売り上げは1612円でした、

 そちらの方で自筆の著書「超爆弾ホスト」も1冊売れました、


 純粋に自分の経験とペン(と言ってもキーボード)だけで

 0から製作した物なだけに、売れた喜びも大きかったです。

 募金ページの活動費の積み立ては4万円になりました、


 今後もコツコツと積み立てて

 はやく本格的に殺処分廃止に向けて活動ができるよう

 頑張りたいと思います。







 akiさんのブログの 2012-06-02 08:21:00 の記事、

 動物愛護法改正速報2で知ったのですが、

 2012年6月1日)より動物の愛護及び

 管理に関する法律(動物愛護法)の

 一部が改正し、施行されたようです。

 これによって、ペットショップでは20時から

 翌朝8時までの展示販売は禁止されるようになりました、




 そういえばホストの仕事をしていた時、

 歌舞伎町にはウインドウで生体展示販売していて

 深夜もバリバリ営業のペットショップとかありました。


 私は夜の世界にちょっといたので

 よくわかるのですが、、あれはキャバ嬢、泡嬢相手に

 もろ「衝動買い狙い」です。


 彼女らはよくホストクラブへ行きます、

 何を求めているかって?

 いろいろあるのですが彼女らは疲れています、

 特に精神(メンタル)的に。

 なので「癒されたい」欲求はすごく高いのです。



 一人だけキャバ嬢の知り合いがいますが、

 その人もやはり猫を飼ってます。

 (キャバクラに行った事は一度もない)





 これから十年近く世話をしなければならない

 子猫や子犬を「衝動買い」というのは

 やはりどうしても疑問です、

 いまだに日本は生体展示販売をやってます。


 


 今回の法律改正は少しでも殺処分0に近づく

 一歩なのではないかと思います。



 しかし生体展示販売そのものを規制する法律は未だになく、

 8週間規制も実現できていないので

 まだまだ動物愛護法には多くの問題があります。





 とりあえず今回の法律改正で

 夜の展示販売が規制になっただけでも乾杯!


 そしてこれからは

 生体展示販売もなんとかなくなるように

 がんばりましょう!



 ※あくまでも私の目的は殺処分の廃止で、
   それに近づくことの一つが「生体展示販売の禁止」です。

 




 


 それにしても放送作家のakiさんこと藤村晃子様は

 「NO LOVE NO EARTH Projecut」の運営局の代表以外にも

 一般社団法人 日本動物虐待防止協会の

 代表理事もお勤めになっているようです、

 手広くやっているんですねー。